私である。
一日一記事を目安に公開していけば、自然と文章力も上がり、構成を考えるのも早くなるはずだ。かなり高い目標だが、とりあえずは一週間続ける予定である。
↑ここまでを今日の昼に書き上げた。なかなかいい調子である。現在は17時半。はや。
さて、ブログに最も求められるものは何か。文章力?画像選び?否。話題である。
特にない。困った。さんざん駄文を書き散らしてきた私だが、いざ話を振られると弱い。まあ強要されているわけではないが。
困ったのでちょっとギターを弾いた。何も思い浮かばない。もともとそこまでうまくはなかったが、昔は弾けたギターソロがおぼつかなくなっている。これからちょっとずつレパートリーを増やしていく所存だ。
じゃあギターの話でもするか。いややめておこう。
今日はドラムの話でもする。ドラムほど誰でもできる楽器はない。
いや、嘘かも。嘘だな。別にできません。鍛錬がいります。舐めるな。
一応私はそこそこドラムの心得があり、他の楽器になんとなく手を出している状態ゆえにトナ芝(隣の芝ドラマーは青く見える)っているということを言っておきます。めちゃくちゃ予防線貼るならもとからこんな喧嘩の種蒔くなよ。はい。
ドラムって、つまらんのですよ。
いや、もう熟達しすぎてやることがない、この世にある楽曲全て完璧に叩けるとかそういう意味ではなく、ヴィジュアル的な意味で。
もう少し事細かに言うと、ライブではドラムはその場から動くこともできなければ休憩することもできないので、曲中はずっと注目されづらいにもかかわらずハードということです。
別に注目されたくて楽器を演奏している訳ではないんですけど、やっぱり素人にも分かりやすく、見ても楽しめるようなパフォーマンスを取り入れたいわけです。視覚的効果をね。しかし私が幼いころにチョイスした楽器がドラムだった故に、こんな厄介な思想を腹に抱えながら手首をクニクニして叩いているのです。
そもそもリズム隊(ベース、ドラム)なんてギター、ボーカル、シンセ等に比べたら地味なもんです。ベースは動ける分マシですが、聞いている側にある程度知識がないとベースの音が鳴っているかの判断すらつけられません。
さて話はひと段落前に戻りますが、そんなドラム地味問題は私の師であるドラマーも嘆いておりました。そこでの鬱憤を晴らすためか分かりませんが、私が行ったライブではコスプレとモノマネをしながらMCをしてらっしゃったような覚えがあります。
ドラムを教えて下さった先生へ。見ていますか?
私は今、道半ばで辞めた癖してドラムにいちゃもんをつけ少々の笑いのためにブログから画像を勝手に拝借しております。許してね。まあ誰か分かんないだろうしいいだろ!ギャハハ
先生!チラシとかなんかそういう系で困ってたら作りますよ!いやマジで
(参照元:
最近ブログ更新してませんけど飽きられました?)
まあいいや。で、なんだっけ。ドラムが見ててつまんないって?ああそうだ。
私って何でもやりたがるタイプなんですよ。なのでライブをする時にボーカルとかも自分でやっちゃいたいんです。
でもなかなかいなくないですか?ドラム叩きながら歌ってる人。最後に見たのモンゴル800ぐらいですよ。まあ探せばいるのかもしれないですけど、普通にダサいというかなんというか、ドラム兼メインボーカルを任せるには体力面も不安ですし映えないしでしょぼいんですよね。私がギターを始めたのもそれが理由だったりします。
・マンネリを脱するにはデジタルに光を見出すしかないのでわ?
まずは音を見直しましょう。もう少し自己主張を。
最近は技術の進歩、というか結構前からあるけどパソコンなど機器を経由することで生楽器からは出せない音、あるいは事前に録音したようなサンプルを流すことが出来るようになりました。
例えばヒットメーカーking gnuのドラムの方(違うかもしれないので名前は書かない、自分で調べて)が使用していることで有名なサンプリングパッド。
高価だけど、マンネリがちなサウンドに刺激として入れる分には効果的ですよね。
急に変な効果音とか、バキバキのインダストリアルサウンドをぶち込むことも可能になります。
これは四角い6つのスイッチをスティックや手で叩くことで電気信号がパソコンまで届き、パソコンに接続された音響から音が鳴るという仕組みだと思います。内臓プリセットだったらパソコンいらんかも。実際に買ってるわけじゃないんで許して。
次に似たものとしてmidiコントローラーやパッドがあります。要は上のドラム用のサンプリングパッドの指先版。
この曲いいですよね~、洋楽聴き漁ってる時期あったんですよあたしにも
midiコントローラーパッドはこういうやつです。見ていただいたら分かると思いますがこの方はボタン一つ一つに自身の楽曲を裁断したものを割り振っており、タイミング良く押すことで綺麗な曲として再びよみがえらせるという算段です。(この動画の裏の映像はアテふりだと思いますが)
しかしこれはドラマー向けではありません。というよりライブとかには向いてません。
ビジュアル的にはスマホでアイドルマスターとか音ゲーやってる感じと大差ないので、演奏してるぞ~!感はどうしても薄れがちです。
ユーチューブのように定点かつ手元動画のみなら見ていて面白いんですけどね。てかこんなことしてミスったらやばいし。
ライブなどで重要なのは「いかに演奏してる感を出すか」、「ライブをする意味があるのか」という問いに対してしっかりとしたアンサーを出すことです。
アイドルなんかはスピーカーから音源垂れ流しどころかボーカル垂れ流しでもお客様は大満足ですが(皮肉じゃないです)、我々一端の活動家はそうもいきません。バンド不在の場合圧倒的な歌唱力がなければ自作音源でもカラオケのようになってしまいますからね。指先で済む動きをいかに大げさに、面白く見せるか。音楽を視覚的に面白く見せるにはこの考え方が必要になっていきます。
(だからといってふざけてるように見えだしたら終わりですが。)
そう思い悩みはや数年。
聴覚的、視覚的にも私の条件をクリアした演奏例を紹介します。
一つ目はこちら。
イケメンです。は?
白髪の壮年男性が目の前にある金属のブツに手をかざしています。手のひらにはライトが映っていますね。これはなんでしょう。レーザーハープです。
日本で主に使用されているアーティストはこのイケメンのおじさまぐらいしか分からないのですが、多分他には見かけないでしょう。(この方のモデルを模倣してらっしゃる方はいますが)
しくみ自体は単純で、金属部から放出されている緑色のレーザー(細かく言うとちょっと違うけど割愛)に触れることでセンサーが反応しパソコンに信号が送られ、パソコンで事前にセッティングした音源が流れるようになっているというわけです。
しっかり読み込んでくれた方ならわかると思いますが、前述した2つの楽器と分類は同じなのです。しかし見た目が奇抜で演奏している感がある。この2点を踏まえるだけでライブの完成度すら別次元に飛んでしまうようです。
実際の演奏風景はこんな感じ。耳をすませばどの音が鳴ってるか、なんとなくわかるかも(ぐちゃぐちゃになる事故を防ぐためにダミーのレーザーもあるそう。生演奏にこだわりすぎるのもよくないね)
何を隠そうこのお方、このような身体的パフォーマンス、見るだけでもユニークな演奏法を確立しようと数十年前からいろいろと試している凄いお方です。情報の先取り力が高すぎる。
余談ですが例えばこれ。yamahaが製造していた「miburi」という楽器。現在は生産していませんが、90年代にしては画期的すぎるアイテム。
体全体に機体をつけることで、特定のポーズや動きをするとセットされた音源が鳴るようになっています。本来miburiはmiburi用にあてはめられた音源しかならなかったそうなのですが、これを使用した御大が好みの音色が出せるよう改造したのだそう。
つなげて演奏するとなると、
時間指定してあるのでご覧あれ。音がなければ変な踊りを試みる中年男性ですから。
楽器としては面白いですがアーティストイメージには響くかもしれないです。
他にはこれ。というか見て楽しむという「パフォーマンス」を意識して御大が使用した初めての楽器ではないでしょうか。チューブラヘルツです。
この楽器は御大自らが自作した楽器です。といってもしくみはとても簡単で、大きい筒の足元にはピアノキーボード的なものがあり、筒を引いたら下のピアノに当たり音が鳴るみたいな感じだそうです。シンプル。発想があれば誰でもできるかもしれません。まあその発想が大事なのですが。
さあ話がそれてしまいました。私の条件をクリアした演奏例2つ目です。
まずは動画を見てみて下さい。
これはAFISHALという音楽家がプロデュース・使用している楽器である自作のMIDIコントローラーになります。先ほど述べたものの中にドラム用サンプリングパッドがありましたが、これは一味違います。
この方は自身が制作した楽曲を音源ごとにバラバラに裁断し、ドラム一つ一つにあてはめタイミング良く演奏するという方法を行っています。見た方ならもうわかると思いますけど。
注目すべきはこのド迫力のビジュアルです。どうですかこれ。
叩くたびに色が変わってどこ叩いてるかめっちゃわかりやす!!!
後ろも映像同期させたらほぼ音madじゃん!!!凄く見ていて面白いんです。
革新的なパフォーマンス法ですが、日本ではまだまだ知られていないと思います。
求めていたのがドラマーの表現方法なので、結構ピシャですね。ドンピシャよりは下。
このドラムあれなんで。一般には流通してないんで。
同じ方がやってる視覚表現として、水と炎を使ったものがあります。
水が仕組まれた穴のあるドラムキットを叩くことで水が跳ねるということでしょう。
これは実現できそうなのでいつかパクります。はい
てなわけでつらつら書いてますが、私もいつか「表現の壁」にぶち当たるでしょう。先人の皆様、力をお貸しください。。。他力本願でした。