こんな真夜中に目が覚めてしまった。
時計の針は午前2時半を指している。普段ならまた寝直すところだが、たまには夜長もよかろう。嘘です。最近この時間まで起きてること多いです。社会不適合。目指せフリーランス。
まさかこんな早くに次回作を書くことになるとは思わなんだ。結論から言おう。昨日書いた共作のプロジェクトは白紙に帰された。勿論、私の意思によるものではない。
昨日も触れたが、既に公開予定日は2週間を切っている。今あくびをしたら首の筋肉がつりそうになった。やめて。
私の担当している映像パートの進捗具合は6割と言えるだろう。いや5割か。それでも今日だけで1割以上は進んでいる。そんな中、夜遅くに一通の連絡が。
誘っておいて申し訳ないが、都合が悪くなったので辞退する。
メッセージの送り主は私が信頼し、尊敬していた方で見間違えはない。不思議と失望や怒り、呆れといった感情は沸かなかった。まあ、そうだろうな。の一言が一番はじめの感想だ。
前述したが、ここ数週間、彼の様子を見ていればわけもない。
彼がもともと得意としていたジャンル(私が専門としていたジャンルだ)の作品を全て非公開にしたことに気づいたのが4日ほど前のことだったはず。この時点で怪しいとは思ったが、当日まで日にちも余裕があったためまた戻すだろうと気にしなかった。
これが3度目だか4度目だか覚えていないが、彼はそのジャンルの動画を一斉非公開にしたのはこれが初めてではなく、今回もこちらは気に留めなかった。
若さゆえか、あるいはネットという軽々しい割に自尊心が保たない場ゆえかは分からないが、実力と理想、現実を測りかねてしまっているのかもしれない。私も彼の年ぐらいの時は背負い込んでしまったため気持ちは分かるが。
彼のチャンネルのコミュニティ(チャンネル主が告知などに使う掲示板)では、もう〇〇(ジャンル名)系統は作らないと投稿があったのを見つけた。私に連絡をくれる一時間前に書かれたという。
ちなみにこのような、界隈から離れることを指す投稿も過去に一度行われており、私は餞のことばとして感謝と、気が向いたらまた戻ってこいという旨を伝えている。
(気が向いたら戻ってこいというのは、彼が特に深く考えないまま勢いで発言しているように見えたから付け足した。この言葉があるだけでもノコノコ帰ってきやすくなるはず。
予想は的中し、実際その時は一月ほどで該当ジャンルの投稿を再開していた。この頃は彼に帰ってきて欲しいという思いが多少なりともあったが。。。)
前から贔屓にしていた方がわざわざ声をかけてくれたからと、最後のアレを絞って制作していたのは事実だ。喜びの感情の裏には、いわゆる義理人情も含まれていただろう。
勿論相手側にも言い分はあるだろう。まあだからといって今回の件には関係ないが。
今はまだ、この連絡に返信をしていない。
既読なことは相手に伝わっているか分からないが、皮肉のひとつでも書いておくべきか。どちらにせよ、僅かな繋がりが絶たれたのは事実であり、今後関わることは恐らくないであろう。
またこんど!(がないということは、悲しいことです。)