先程エレベーターに乗ろうとしたら、ランドセルガキが何人か登っていった。どうやら今日は半ドンのようだ。大変だね。
今考えたら小学生の頃から休みの日に授業なんてする必要あったのかしら。授業参観か。
今日も今日とて電車に揺られている。足腰が強くなってる気がするな。いつになったら車内でなんかやるかって感じの気になるかな。
電車乗り換えの途中、何やらスマホのカメラを起動した状態で私を追い抜かしていった成人系アジア人女性が。日本人かもしれないし、中国人かもしれないし、韓国人かもしれない。
すると目の前でアジア人がスマホをひらひらと回転させている。おそらくインカメ、液晶画面側を外側にしている感じで。
歪んだ私の感性が耳打ちする。彼女は配信者かもしれない。
配信者でなくとも、観光動画を撮る投稿者かもしれない。私は避けるように、いや避けて通った。
するとアジア人は近くのJKと相席し、スマホカメラを彼女たちの前に持っていっている。
カメラを向けられている人の表情は分からなかったが、その友人らしき人は怪訝そうな表情。
もしものことがあったらアレなので会話を盗み聞き。どうやらリモートで友人と通話しながら(カメラ付き)相席JKに電車案内を聞いていたようだ。
おそらく現場にいるアジア人女性は日本語が分からなかったのか、通話越しの男性が電車内のJKとカタコトで喋るという不思議な光景が広がっていた。
どうやら会話が終わったようだが、今から出発するはずの電車から逃げ去るJK。おい放棄するな。
とはいえ私が引き継ぐ!と言い出せるわけもないので放っておく。
そんな事を思っていたら私の向かい側にあきらかに小学生、なんなら1、2年生じゃないか?というクソガキが座ってきた。しかも家族連れではなさそう。彼はその小さな手には不相応なほどに大きなスマホを持ってゲームをしていた。しかも足まで組んで。
すると電車が緊急停止。
アナウンス。「〜〜〜。(特定防止の為ぼかす)」日本人なら分かるが、アジア人は慌てている。席を立ってドアの前へ。不安そうだ。とはいえ私の正義は拙い英語でいろいろ話しかけるほど芯が通っていないので放置。近くには外国人も座っている。てか普通に単身(アシストあり)で海外に乗り込む魂胆が凄いよな。
すると横から声が。窓先を次々に見始める乗客たち。ざわざわ。マジかよなんて声も。近隣住民の方が手伝いに来ていた。
まあなんかまあ十分ぐらい経ったら戻ったらしいとのアナウンス。その間私は眼の前のクソガキに大丈夫?ひとり?と声をかけることしか出来なかった。ホントにひとりらしい。
そいで目的地についたわけで。ここからは特に話すこともない。いやなくはないけど。また気が向けばな。命大事に。