やあ。一平だ。一平といっても、鬼に姿を変える一平じゃあないぞ。
この記事を読む前に、みんなは「新鮮な風が吹いてんだけどさぁ…」と「新鮮な風を受けるので必死なんだけどさぁ…」を読んだか?
呼んでからじゃないと、この記事にはついていけないぞ。
では行こう。
それはつい昨日のことだったんだよ。
彼女から「教科書借りていい?」というメッセージが来た。
🐮「全然ええよ」
と返した。
勘のいい人はもう気づいているだろう。
貸す=会って話すチャンスってわけだ。
俺は化粧室で髪型を整え、鼻の脂を拭った。
教科書片手に、約束の場所へ向かう。
まだ誰もいなかった。俺は緊張を誤魔化すためにガムをムチャムチャしていたのだが、すぐ味がしなくなってしまった。俺はガムを燃えないゴミに捨てた。
俺はガムと自分を重ねてしまった。
こうやって、味がしなくなったら、すぐ捨てられるんだろうか…。
戯言を考えてるうちに、向こうから軽やかな足音が聞こえてきた。彼女が来たのだ。
焦った。焦ってしまった俺は、変な質問をしてしまった。
🐮「ガムって燃えないゴミかなあ?!」
なぜこんな質問をしたのかは今でもわからない。それでも彼女は、
👩🏻「え笑 分かんないよ!調べてみようか?」
と返してくれた。
ガムは燃えるゴミらしい。
🐮「ええ!俺今までのガム全部燃えないゴミに出してた!!」
👩🏻「ええ〜笑笑」
まあちょっとした笑いが生まれたので良かった。緊張がほぐせた。ありがとう、不燃ゴミ。
それから30分ほど椅子に座って会話した。
会話の内容はほとんど覚えてない。目を合わせるので必死だったんだよ。許してくれ。
彼女はその後すぐサークルの食事会を控えていた。会場はどこなの?と聞いた。会場は俺の帰路から近い場所にあった。だから俺たちは一緒に学校を出て、一緒に会場の方まで歩いた。
↑一緒に歩いている様子
そこでも色々喋った。さっきより話が盛り上がった。なんの話をしたかは、覚えていない。いや、覚えてるけど、いちいち列挙するのは大儀だ。
そして別れ。俺は元気よく見送った。彼女も元気よく見送られてくれた(?)。
しばらく俺はボーッとしていた。何を思ったのか、俺は帰りの電車で某YouTuberの地震警告動画を見ていた。すると、一件の通知が目に入る。彼女からだった。
👩🏻「お食事会終わりましたっ」
俺は見ていた動画を「あとで見る」に保存して、メッセージのやり取りに集中した。
🐮「お疲れさま〜。楽しかった?」
👩🏻「緊張した笑」
ここまではいつも通りな会話だったが、
👩🏻「今電車待ってるんだけど、待ってる間だけ通話できん?」
ときた。
🐮はその日1番ドキドキしたという。だが🐮は電車の中。通話は出来なかった。
🐮「ごめん!!今は無理だ、」
👩🏻「おけ!わたしこそ無理言ってごめん!」
俺はため息をついた。くそお!!
電車の中で叫びそうになったが今日は堪えた。
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今週のガッチャードに仮面ライダーエターナルが出るそうだ。は?
変身者は克己ではないらしい。は?
締め方がわからないのでここで筆をおく。