うしずぼ日記

ひゅ~ん

Train Panic 〜2人の距離〜

くしゅ

黄ニラを黄ニュラと呼ぶヲトコ、牛ズボンです。

 

最近どの記事にもスターがつかないことに悩んでいる。遠慮せずスターをつけてくれていいんだぜ。

 

何を書こうか、今日も決めずにやって来た。

 

最近電車に乗る機会が増えた。電車は大変だ。

椅子に座れた時も立つ時も大変。

 

今日の電車では、俺は運良く取れた窓際の席で寝ていた。しばらくすると途中の停車駅で若い女性(といっても私より年上だろう…良い…)が俺の隣に座ったんだ。

 

それだけを把握し、俺は再び眠りに落ちた。

揺れる電車の中で。

 

ふと目が覚めると、隣にいた女性も眠っていた。彼女の頭は俺の方に傾いていた。

あと5cmで密着する。が、ギリギリでそれを避けている。

 

最初俺的には、密着してほしくない気持ちもあり、密着してほしい気持ちもあった。早朝から、気持ちが…んもう、モヤモヤーッと…

 

密着して欲しくないのは、そりゃあ、もう、気まずいからだ…ああ…そうに決まってる…

 

たが、密着してくれれば、俺の眠くてだるい身体に精力がワキワキと湧いてくる…っ!!

 

最終的に俺は、密着する可能性を期待した!!

(1週間連続で睡眠時間が極端に少なく、気持ちが正常では無かったかもしれない)

 

こ、こっこっ…興奮物ですねぇえ!!

 

密着するのか、しないのか…

うっ…ううっ…

 

このスリルに追い討ちをかけるように電車が激しく揺れ続けた。

 

ひゃばい、ちょまって…あかん!あかん!やばい、やばい!ガッ!やばい!!あかん!!!アッ ちょまって、やばい、まじで、クッ、落ち着け、やばいっ、く、来る…!!

 

プシュー…『終点〜〇〇でございます…』

 

興奮して損したなぁ…

俺は寂しげな足取りで駅をでた

********

さて、帰りの電車がやってきた。

今回はどんな出会いがあるのかな。

 

だが、帰りは最悪だ。

満員にも程がある。人が車内に詰められすぎて、人肉ソーセージが出来ちゃいそうだぁタッハハ!

 

俺は壁際に押し込まれた。

ふと気がつくと、俺の正面に…50代後半の白髪ジジイの後頭部がっ…いつの間に…

おい…1番汚ねぇじゃねえか…

俺の顔とそいつの頭、その距離、8cm…

 

俺は自分の顔のパーツを全て上に持っていこうとした。ふぬぬぬぬ…

 

行きの電車の時とは全く違う感情だ…

1日でこんなにも真逆の感情を両方味わうとは、実にレアだ。

 

すると俺とジジイの頭が一瞬スレスレのところまで来た…。その距離、1cm。

 

?!

 

あ、あぶねぇ…

 

そのジジイ、フラフラし始めていた。

おそらく、立ったまま寝ている。

 

ここにいるのが俺じゃなくて女の子だったら、どうしていただろうか。

満員電車はこういうこともそりゃあるか…

 

何度も顔と頭が付きそうになった。

だが、運良く何度もそれを避けていた…

けれども…この恐怖に追い打ちをかけるように電車が激しく揺れる…

 

またパニックに苛まれた…

 

ひゃばい、ちょまって…あかん!あかん!やばい、やばい!ガッ!やばい!!あかん!!!アッ ちょまって、やばい、まじで、クッ、落ち着け、やばいっ、く、来る…!!

 

プシュー『〇〇〜〇〇〜。お降りのお客様から優先的に動いてください…』

 

はぁ…。

なーんとか助かったみてーだ!

 

やはり電車は苦手だな。色々考えてしまう。

今日はハッピーエンドで終わらせとくか。

いやハッピーていうほどハッピーじゃねえしバッドでもねぇわ。

 

お前の人生はバッドエンド確定やけどなぁ!

↑いや言うーなよぉ?!